悲報!2019年4月からメルカリの送料・手数料が変更
アプリ内のお知らせや登録したメールアドレスへ通知が来ていると思いますが、
2019年4月からメルカリの送料と手数料が引き上げになります。
4月1日12:00(昼)からメルカリ便60サイズ以上の送料が引き上げとなり、
4月23日15:00から振込手数料はいかなる場合も200円以上取られる、
といった変更です。
購入のみの利用者にとってはそれほど重大なニュースではありませんが、
出品者にとって大打撃となるでしょう。
メルカリボックスでも「改悪だ」と書き込まれている今回の変更について、
それぞれがどういった情報なのか確認してみたいと思います。
メルカリ便60サイズ以上の送料が引き上げ
メルカリ便は以下の2種類に分かれます。
ヤマト運輸とメルカリの提携サービスである「らくらくメルカリ便」
郵便局とメルカリの提携サービスである「ゆうゆうメルカリ便」
両方の60サイズ以上の送料が引き上げとなります。
新料金が適応されるのは2019年4月1日12:00(昼)からです。
それ以前に購入手続きがされた商品は、発送前であっても旧料金で発送が可能です。
※ATM・コンビニ払いで支払いが済んでいなくても旧料金で発送可能
※発送方法を変更したとしても旧料金で発送可能
らくらくメルカリ便もゆうゆうメルカリ便も60サイズ以上の料金は同じで、旧料金より100円引き上げとなります。
全て一律100円の値上げなので、普段から頻繁に利用していたユーザーにとっては覚えやすいのが、せめてもの救いですね。
新料金よりも安く発送するには?
ちなみにヤマトの宅急便(メルカリ便ではない通常の宅急便)で、発送する方がお安くなる場合があります。
ただ非常に手間がかかるためオススメはしません。
発送先にもよりますがクロネコメンバーズ会員の場合、
営業所に持ち込み、デジタル割とクロネコメンバー割BIGを適応させると、メルカリ便より100円前後お得に発送できます。
クロネコメンバー割BIGを適応させるには、ヤマト運輸でのみ利用可能なオリジナル電子マネーにチャージをする必要があるため、普段あまり利用しない人にとっては全くお得ではないと言えます。
また、発送先によってはかえって高くなってしまうため、
メルカリでの出品は『未定』に設定しておき、購入者の住所を確認してから発送する必要があります。
遠いところに発送する際はメルカリ便の方が安くなるので、メルカリ便に変更(匿名ではなくなる)して発送することになるでしょう。
振込手数料の変更
これまで振込手数料は振込申請額が10,000円未満の場合のみ発生していました。
最短2日後に振り込んでもらえるお急ぎ便を利用する場合はさらに200円手数料として引かれていました。
つまり売上金を10,000円まで貯めて、お急ぎ便を利用せずに振り込んでもらえば、
振込手数料なしで口座に振り込んでもらえるシステムです。
4月23日15:00からは改定料金となり、申請額が10,000円以上場合でも振込手数料が発生してしまいます。
価格の安いものをちょこっとしか出品しないユーザーからすれば、変更後はむしろ10円安くなりますね。
商品価格の多いものを販売している方や、たくさん販売しているユーザーにとっては痛手です。
もし振込申請期限まで放置すれば、期限が来るたびに手数料200円が発生すると思われますので、期限前にまとめて振込申請をしましょう。
なぜ手数料を上げたのか?
手数料を上げた理由は公開されていないので、あくまで憶測なのですが
・メルペイを導入したからメルペイ利用者を増やしたい
・10,000円をちょっと超えたタイミングで振込申請するユーザーが多い
という二つの理由なのではないでしょうか?
メルペイはメルカリアプリで行えるスマホ決済サービスで、メルカリでの売上金を加盟店でのお支払いにあてる事ができるというサービスです。
他企業にも参入してもらっている手前、メルペイ利用者を増やして勢いをつけたいのだと思います。
後者に関してはメルカリボックスの意見などを見てみても、
やはり10,000円まで貯めて手数料が無料になったら申請をするユーザーが多かったようです。
通常、他人の口座に振り込もうと思えば、500円前後の手数料が発生します。
銀行に払わなくてはいけない手数料を、これまではメルカリが負担していたということですね。
「振込手数料を取るってことは事務局はもっとサービス向上してくれるんだろうなぁ?」みたいな意見を書いている人をたくさん見かけましたが、
個人的には、逆にこれまでが手数料の割に合わないサービスを提供してくれていたと思います。
私の場合は50件出品したら1件くらいの確率でトラブルに巻き込まれているので、そのたび事務局にはお世話になっています。
まとめ
2019年に入ってから、メルカリが色々なシステム変更を行っています。
いろんな情報が飛び交っているので、2019年4月からどうなるのかをまとめてみました。
「4月から出品者が減れば私の商品が売れやすくなってくれるかも〜」とポジティブに捉えてはいるのですが、そもそもあまり出品数は変わらないでしょうね。
メルカリが圧倒的にユーザー数を抱えているので、他サービスに乗り換えるのも考えもの。
ヤフオクよりメルカリの方が利用者が多いといった統計も出ているようです。
メルカリがヤフオク超え! 若年層を中心に利用者増 (2019年3月28日) - エキサイトニュース
メルカリも運送業者も今後はより一層価格が上がることになると思います。
不要なものはなるべく早くお金に変えた方が良いかも知れません。